オラトリオ・デル・ゴンファローネ、または「旗の礼拝堂」は、ローマ中心部にある建物で、かつてはカトリックの信徒団体が拠点として使用していました。1960年頃からは、ローマ・ポリフォニー合唱団のコンサート会場として利用されています。
ゴンファローネ兄弟会は、白い衣装を身に着けていたことから「白衣の悔悛者たち」と呼ばれた集団でした。この団体は1264年、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会において、Accomandati di Madonna Santa Mariaの名称で初めて設立されました。その後、宗教行列で掲げられた旗にちなんで、ゴンファローネ兄弟会と呼ばれるようになりました。
何世紀にもわたり、この団体はさまざまな活動に取り組みました。その中には、白い衣装と先端の尖った青いフードを身に着け、旗を持つ役割として宗教行列に参加することや、毎年キリストの受難劇を上演することが含まれていました。また、貧しい人々や困窮者への慈善活動にも携わり、1581年から1765年にかけては、イスラム圏およびスラブ地域で奴隷にされていたイタリア人の解放にも取り組みました。



